独特の「ガス感」で飲み手を魅了する寒紅梅酒造の日本酒。
代表の増田氏は「うまいガス感は、冷やすことで造られる」と語ります。
今回は、弊社でも引き合いの多い寒紅梅酒造の魅力をご紹介します。
目次
独特のガス感を生み出す秘訣
三重県津市にある寒紅梅酒造は、1854年創業。
寒紅梅酒造の代表・増田明弘氏は、2010年、多くの酒蔵から先生と慕われる、元『東一』蔵元の製造責任者・勝木慶一郎氏に師事。
以降、柔軟な発想と揺るぎない信念で、自身の日本酒造りを一気に開花させます。
中でも、強みは「独特のガス感」。
「3℃の空間でお酒を搾り、-5℃で貯蔵し、液中にガスを溶け込ませることで、寒紅梅のガス感は生まれています。」
増田氏は熱くそう教えてくれました。
造りの現場をレポート
原料米
寒紅梅酒造で使用される原料米の一つ「朝日」。
食用としても供給されており、あっさりしてクセがなく、爽やかで軽やかな味わいになりやすいので、お酒造りにも広く使われています。
蒸し
「水が湧く瞬間の生温い蒸気はお米に良くない」と増田氏は語ります。
そこで導入したのが新しい甑(こしき)です。
蒸米機の圧力により、最初の蒸気を逃がし、上質な蒸気のみを甑に送ることで、お米に最適な蒸気のみで蒸すことができます。
もろみ
発酵中のもろみタンクの様子。
ピチピチとした音とふんわり甘い香りが漂っていました。
搾り
搾りは冷蔵空間で行われます。
こうして搾られたお酒は、瓶詰め後に瓶燗火入れをし、-5℃の冷蔵庫で貯蔵されます。
今回は、寒紅梅酒造のお酒造りの魅力をお届けしました。
寒紅梅酒造の商品に、ご興味をお持ちの飲食店様、インポーター様は、お気軽にご注文やお問い合わせをお寄せください。
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